本日の概況
2026年3月25日の初動検知では、Top 50に選定された50銘柄すべてが上昇トレンドを示し、48銘柄がブレイク条件を満たしている。スコア最高値は1.000(複数銘柄)、最低値でも0.343と、検知精度のばらつきはあるものの、広範な銘柄が新高値圏での動きを示した。引け足の中央値は約0.7前後で、終盤の売却圧を受けた銘柄も複数見られるが、上昇トレンド形成の基調は保たれている。
注目銘柄ピックアップ
[高スコア・高出来高異常グループ]
テラドローン(278A)とアステリア(3853)、ジェイ・エス・ビー(3480)の3銘柄がスコア0.95以上で検知された。特にジェイ・エス・ビー(3480)は出来高Zスコアが80.4σと著しく、機関投資家の参入が強く示唆される。アステリア(3853)も出来高が29.6σで異常値を超えており、関心の集中度が高い。
[出来高異常・大型銘柄]
東京海上ホールディングス(8766)はスコア1.000、出来高18.1σで検知。保険業の最大手として買い直しの動きがあった可能性。同じく保険業のアニコム ホールディングス(8715)も0.561スコアで上昇トレンド入り。金融セクター全体の上昇地合を反映している。
[グロース株・成長銘柄の点在]
VALUENEX(4422)、note(5243)といったグロース区分の銘柄も検知。note(5243)は出来高8.7σで異常上昇を記録している。スコアは前者0.704、後者0.583と中程度だが、ボラティリティの高さで市場参加者の動きを捉えている。
[引け足の違い]
ほとんどの銘柄で引け足スコアが0.5~1.0の範囲に収まるなか、広島ガス(9535)やnote(5243)は引け足が0.28、0.68と低く、終盤の利益確定売りが入ったことがうかがえる。ただし上昇トレンド判定は維持されている。
セクター観察
情報・通信業(7銘柄)と サービス業(7銘柄)
両セクターが最多検知数で、デジタル化・DX関連の継続的な需要がうかがえる。アステリア(3853)、KADOKAWA(9468)、テレビ朝日ホールディングス(9409)、ソフトバンク(9434)、テクマトリックス(3762)がIT・通信カテゴリ。弁護士ドットコム(6027)、ぴあ(4337)、帝国ホテル(1585)などサービス業の多角化も観察される。
電気機器(5銘柄)と 銀行業(5銘柄)
明電舎(6508)、メイコー(6787)、TOA(6809)、サムコ(6387)、PHCホールディングス(6523)が電気機器。あいちフィナンシャルグループ(7389)、松井証券(8628)、滋賀銀行(8366)、プロクレアホールディングス(7384)、八十二長野銀行(8359)、千葉興業銀行(8337)が金融機関。地銀の検知が多く、金利環境の改善期待が背景か。
その他セクターの特徴
卸売業3銘柄(住友倉庫、横浜冷凍、コメダホールディングス)、建設業2銘柄(福田組、東洋エンジニアリング)、運輸業2銘柄(ニッコンホールディングス、相鉄ホールディングス)など、幅広い業種がブレイク条件を満たしており、セクター特定的な上昇というより市場全体の広がりが特徴。
翌日への視点
本日の検知は数の広さが特徴。単一セクターのセリクラ買いではなく、金融・IT・実需関連まで広く買い直しが入った形。ただし終盤の利益確定が目立つ銘柄もあり、翌営業日の寄り付きでの調整や持ち越しの強度確認が観察ポイント。高出来高を伴った銘柄(ジェイ・エス・ビー、アステリア、東京海上など)は買い直しの定着度が比較的高いと考えられ、トレンド継続の可能性がある。一方、引け足が低迷した銘柄では売り圧の再来に注意。市場全体の地合い転換を示唆する動きとして注視する価値がある。

















































