本日の概況
2026年4月2日の初動検知では、50銘柄全てがブレイク条件を満たし、全銘柄が上昇トレンドを継続している状況が観察されます。これは市場全体における広がった上昇初期段階を示唆しています。ただしスコアは0.472〜0.734の範囲に分布し、上位と下位の間には明確な強度差があります。出来高Z スコアは3.4σ(最高)から-1.8σ(最低)まで幅広く、出来高伴性にはばらつきが見られます。
注目銘柄ピックアップ
上位グループの特性
スコア上位3銘柄は[あすか製薬ホールディングス(4886)]、[リファインバースグループ(7375)]、[Terra Drone(278A)]。このうちあすか製薬(0.734)とリファインバース(0.720)は引け足が1.00で、終値時点での上昇推進力が最大水準。あすか製薬は医薬品セクターながら出来高も3.4σを確保し、スコア・出来高・上昇形の三点セットが揃った銘柄として観察対象です。
Terra Droneは出来高4.8σながらスコアは0.651に留まり、引け足が0.29と低い。大口の仕仕掛けが入った可能性がありますが、引け足の弱さから持続性の確認が次場以降の課題となります。
医薬品セクター
あすか製薬(4886)の他、[ゼリア新薬工業(4559)]が検知入り(スコア0.519)。両銘柄とも終値1100円超と相応の株価水準に位置しており、単なる低位株上昇とは異なる品質を伴った上昇初動として注視できます。
セクター観察
小売業の優勢(14銘柄)
本日最多のセクターは小売業です。[コメリ(8218)]、[あさひ(3333)]、[高島屋(8233)]、[バローホールディングス(9956)]、[フジ(8278)]、[マツキヨココカラ&カンパニー(3088)]ほか、業態・規模の異なる小売各社が揃って初動検知に入りました。スコア幅は0.551〜0.604で中程度の集中度です。これは特定小売社の突発的な買いではなく、セクター全体への緩やかな買い意欲を反映しています。
陸運業・卸売業の堅調(11銘柄計)
陸運業は[京浜急行電鉄(9006)]、[相鉄ホールディングス(9003)]、[阪急阪神ホールディングス(9042)]、[近鉄グループホールディングス(9041)]など大型都市鉄道が複数検知入り。卸売業は[山善(8051)]、[三愛オブリ(8097)]、[加藤産業(9869)]など。流通・インフラセクターの底堅さが確認できます。
情報通信業の限定的な動き
[メルカリ(4385)]と[東宝(9602)]の2銘柄のみ。テック・エンタメセクターは本日の上昇初動の主役ではなく、相対的に選好が薄い状況が観察されます。
翌日への視点
本日50銘柄全てのブレイク・上昇確認は、初動の広がりを示す一方で、個別の推進力の差異が明確です。引け足1.00の銘柄(あすか製薬、リファインバース、タカラバイオ、アミタホールディングス、サカイ引越センター)は翌場での買い継続の可能性があります。対して引け足0.3前後の銘柄(Terra Drone、鶴見製作所、中央倉庫など)は、利確・反落のリスクに注意が必要です。
セクター面では防御的銘柄群が主導権を保つ構図が続くか、成長セクターへのシフトが入るかが焦点です。また出来高Z スコアのばらつきから、明日以降は出来高伴性が揃った銘柄への絞り込みが有効な観察手法となるでしょう。
















































